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日本一のシダレ桜 − 大宇陀 又兵衛桜

日本一のシダレ桜と称される又兵衛桜ですが、20数年前は地元でもあまり騒いでいませんでした。
ところがどなたかが撮影した又兵衛桜の写真がコンクールで優勝したとのことで急ブレイク。 その後、大河ドラマ「葵三代」のオープニングにも採用されたため、 一気に観光客がなだれ込んだのですが、当時周りは田んぼ。その田んぼが踏み固められてしまったり、 近辺に駐車場もなく、道路も狭いため大渋滞となったり問題が発生しました。
そのため急遽周辺の公園化推進が行われ、3年間の工事の結果、今の姿に。
完成当時は下段の石垣が新しいため風情がなくなりガッカリしたものですが、最近は苔むしてきていい感じになっています。
ちなみに、夜桜ライトアップも当初は素人仕事で真下からの照らし上げたもののイマイチでしたが、改めてプロの演出家に設計してもらい現在の形に。さくらの美しさが最高に演出されています。

■ 本日の現場開花状況はこちら「今阪屋旅館さんのブログ」

■ 大河ドラマ「葵三代」のオープニング動画(YOU TUBE)

桜見物の楽しみ方

又兵衛桜が日本一のシダレ桜といわれる所以は以下のように色んな見方が出来る楽しみもあるのではないでしょうか
ぜひ貴方にとって最高の又兵衛桜を探してみてください。

眺望の角度

又兵衛桜川下より

1.川下より
 又兵衛桜を目指して歩いてきて、初めて目に入る角度。
 又兵衛桜のバックにある(視界左)の桃の花と、山の新緑との
 コントラストが素敵。
 石垣の上からその根元を越えてしだれている様子をはっきりと
 確認できます。

又兵衛桜正面より

2.正面より
 左右に広がった桜の枝に満面の花を存分に楽しめる角度。
 ゆらゆらとゆれる長い枝の揺らめきにその大きさを感じ取る
 ことが出来ます。

又兵衛桜山手より

3.山手より
 正面を過ぎ、高台の駐車場近辺からの眺望。
 又兵衛桜のバックにある桃の花が視界の右側になり、
 左側には大宇陀の田園風景が広がります。
 正面の山は秋山城跡。

又兵衛桜真下から

4.真下から
 樹の真下から見上げる角度。又兵衛桜の枝に手が触れるほど
 近くまで接近し、見上げるそれは視界に収まらない迫力です。

時間帯

1.日中
 午前中は川下からの角度が順光、夕方には山手からの角度が順光になります。
2.夜桜
 例年 夜6時から9時までライトアップしますがライトアップの効果が楽しめるのは
 周りが本当に暗くなる8時頃からです。
3.早朝
 多くの写真愛好家が狙うのはこの時間帯。見物人が少ないこともありますが、
 冷え込んだ朝には、朝もやに煙る又兵衛桜を捉えるラッキーがあるかも。

お越しになるときのご注意

とにかく評判の又兵衛桜ですが、下記の点に注意してお越しください。

開花状況を確認してください

大宇陀は寒冷の地。一般の奈良県の桜開花情報より1週間程度遅れるのが通常です。
といっても、その時々の気候で一気に花開いたり、意外と時間がかかったり・・・?
インターネットの各種情報で確認してお越しください。
ウェザーニュース提供 桜情報

渋滞は早めに車を停めて歩くのが吉

期間中は桜井方面から、榛原方面からのアクセスは大渋滞になります。
しかし、渋滞回避のポイントは早めに駐車場に車を入れて歩くこと!
晴れていれば国道166号線から又兵衛桜までの約1kmはのどかな田園の 散歩道です。途中、もう一つの桜の名所「天益寺のシダレ桜」や能舞台のある 「阿紀神社」に立ち寄るのも楽しいですよ。

又兵衛桜周辺時渋滞マップ


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